MINT BOB 3-14Kの外観と装備品

自転車

さてさて、特許の切れたBromptonクローンの一種、MINT BOB 3-14Kですが、外観や装備品を見ていきたいと思います。

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全景

カラーリングはホワイト・・・のはずが、フォークとリアスイングアームが欠品で急遽ブラックに変更した、意図しない特殊仕様のパンダカラーで、純正オプション品の伸縮シートポストとリアキャリアが付いた状態です。

HPの情報を見るとフレームとフォークはクロモリ、ハンドルポストとシートポストはアルミ製・・・らしいです。見た目で材質が分かりはしないですが、フレームとフォーク、何故かハンドルポストも磁石がくっ付いたので、少なくとも鉄系の材質っぽいです。

Brompton特有の三つ折りはこんな感じ。実はハンドルバーが外折れ式なので、思っているよりも厚みがあります。細かい寸法やK3との比較は別の機会に。(ネタを引っ張ります)

 

ハンドル周り

ハンドルバーは幅は55cm、ライズアップ5㎝ぐらいのアルミ製ライザーバー

シフターはSRide?聞いた事の無いブランドのモノ。

操作系はDAHON K3と同じく、前の短いレバーを押し込んで増速、後ろの長いレバーを押し込んで減速。

グリップはゴム系で、odiってブランド?ブレーキレバーに至ってはブランド不明。

ハンドル周りの装備を簡単に触ってみた感じは全般的に使いやすい訳では無いけど気になるなら交換したら?程度の感想。個人的には全交換なのは確かなので、あまり興味も無いです。

ちなみに、折りたたみの関係で気持ち悪い角度になっているブレーキレバーやシフターが大嫌いで、本家ブロンプトンも価格以前にこの構造が原因で選考対象外だったりします。じゃあ、BOB3はどうなの?って話ですが、対応出来そうなカスタムを2パターン思いついているので、購入に踏み切ってみた感じです。・・・上手くいかなかったら、後悔するパターンですけどね。 (´・ω・`)

 

ホイール周り

タイヤはKENDAのK-1082でKENDAのロゴがプリントされている以外は初期のK3と同じETRTO 32-254です。

フロントホイールは16H。メルカリ等の画像ではブレーキ面まで黒かったけど、端面処理そのままの状態。黒の方がカッコいいけど使っているうちに剝げるから、とりあえず問題なし。

リアホイールは20H。

スポーク配置はK3と違い2本ずつ距離が短くなっている不均等配置です。14インチホイールは耐久性の余裕が無いんだから均等配置にすればよいのに・・・ (´・ω・`)

国内版K3とは違いバルブ穴は米式。ラインインジケーターでは無いのでK3より多少リムの耐久性は高いカモ。

リムの外幅は21.5㎜、内幅は16.45㎜でK3より微妙に太い程度。個人的にAmazonで購入した予備リムと同じ形状でスポーク穴部分が一段下がっていました。

一応、ハブのOLDはフロント74㎜、リア85㎜なので、時期が来たらK3で使っていたホイールに交換します。・・・なんて簡単に考えていた時期もありました。 (´-ω-`)

ちなみに、フロントホイールを回してみると目視で気付くレベルで振れているんですが??? まぁギリギリ1㎜ぐらいで、自転車整備の試験でも振れは1㎜まではOKらしいですが、整備して出荷って話はその程度のセンスです。

 

ブレーキ周り

キャリパーブレーキだと制動力が足りない未来しか見えないけど、ブロンプトン特有の下引きのキャリパーブレーキだから種類が少なく高いからタチが悪い。早い段階でブレーキシューを交換するのは間違いなさそう。ココも使ってみて我慢できなかったら後悔するポイントの一つ・・・ (´・ω・`)

ディスクブレーキ化とは言わないけれど、ブロンプトン専用のブレーキってのはどうにかならなかったのかねぇ・・・配置次第でミニVブレーキなら配線もクリア出来そうだけど・・・

 

ドライブ周り

クランクは5アームBCD130㎜の中空クランク。クランク長が152㎜なのでかなり短い。チェーンリングは47Tで、K3の53Tと比べると小さいので3速が平地常用になりそう。3速9Tの摩耗が気になる所だけど・・・保守部品の入手性なぁ・・・

逆に折り畳みの関係でチェーンリングの大型化は制限がありそうなので、K3の53Tを使って追々実験はしてみます。

DAHONのDove系統から始まる14インチも元を辿れば子供用自転車に行き着くのだろうけど、大人が乗れるようにクランク長は170㎜を装備している訳で、標準で152㎜って事はメーカーからしたら、そもそも子供用自転車って扱いなのかもしれない。・・・よく見ると、銘板のMINT BOB3-14KK=KID&KITTYって書いているので、子供用で確定じゃないか???

プリンターで出力された添付の品質保証っぽい文章には子供用とは明記されてないし、耐荷重の記載も無いけど、体重に関わらず大人が乗って壊れたら、簡単に保証対象外です。・・・なんて言うのが目に浮かんでくる。(-ω-|||)

BBシェル幅は68㎜だけどチェーンリング側に2㎜スペーサー×2、反対側に2㎜×1が入っていた。

ロードバイク等で使われている一般的な中空クランクを小径車に使うとチェーンラインが合わないので、バッシュガードも含めて内側に寄せてチェーンラインを合わせている感じ。シートチューブ直径が38.3㎜、シートチューブ側面からチェーンリング先端までが20㎜ぐらいだったなので、チェーンラインはK3と同じ40㎜と思って良さそう。

リアディレイラーはメルカリ等の画像では7 o’clockブランドが使われていたけど、ノーブランドの樹脂製(!?)購入時にリアディレイラーの入荷が遅れて出荷が伸びる話をしていたけど・・・7 o’clockから入手出来なくてシフターと同じSRide(?)に切り替えた感じか?
ちなみに、変速調整が出来てなくて1速に入らないというオチまで・・・調整するからいいけどさぁ。(´-ω-`)

スプロケット構成はK3と同じく、14インチ3段変速特有の9-13-17Tの3速構成。

ラチェット音が甲高く・・・というより、グリスを塗っていない音なのでフリーホイール確認のために分解をしてみると、チェーンテンショナーの軸部分から謎のナットが出てくる・・・(-ω-|||)

・・・ってかどう見てもシャフトが特殊仕様でK3のホイールをポン付けで使えないんじゃないの???

はぁ~(クソデカため息)

最悪な場所にBrompton仕様を混ぜてきたなぁ・・・

車軸の打ち直しと合わせてベアリング交換も想定しないとリアホイールの交換すら出来ないんじゃないの???

まぁ、そのままホイールを使っても良いけど、2速が12Tに交換できないと都合が悪いのでフリーボディを確認してみると・・・

(#゚Д゚)=3 はぁ~?????

フリーボディ爪が一つ無い初期不良的中wwwwwwwwwwwwwww

グリスは塗ってないと思ったけど、何で爪が付いてないのwwwwwwwwwwwwww

 

もう完全にアウト

 

ミント生えますわwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

代理店に問い合わせたら、何で開けたんですか?保証対象外です。

と言われる始末。(#゚Д゚)・・・

未だ揉めている最中ですが、初期不良を弾けない検査体制ってどうなっているの?

現状分かっている事はMINTではフリーホイールの分解は保証対象外なのは確定。

DAHONはOKなのか?・・・と言われると、実は同じように保証対象外かもしれない・・・って今更ながら思い知らされて色々やり過ぎているとチョットだけ反省。

ただ、やり取りをしていると、現状は薄く油脂が塗布されているので過剰な塗布は爪の動きが悪くなる。という事でグリスアップは必要無い。と言う回答は頂きました。

(#゚ω゚)=3 ほーん、薄く塗ってあるんだー

どう見みても、水分の侵入防止ガスケット部分にチョロッとグリスが付いている(それも不十分)だけで、ラチェット部分に油脂が塗布されている雰囲気が無いんだけど?

ホイールメーカーに問い合わせた回答をそのまま言っているんだろうけど、まぁ、話にならないです。

本来は適切にグリスが付いているカモしれないけど、爪を一つ欠落した状態で出荷しているのに・・・、お前、キ〇ペーに同じ事言えんの???

ホイールブランドの7o’clockの検査体制も問題だけど、それを検品で弾けないMINTも話にならない訳ですよ。

ココまでラチェット爪になにも塗っていない状態だと、2021年8月にDAHON K3で問題になった、ラチェットが機能しなくて空転する通称”オールフリー”の二の舞なんだけど、どうなの???

DAHON K3の場合は同じ症状を見ている販売店から代理店へクレームが入るので無視できないでしょうが、BOB3はユーザーが直接代理店にクレームを入れなければいけないので、この会社の対応を体験すると保証対象外ですの一言で終わる可能性が高いです。

まぁ、素人がメンテナンスするなって話なのでしょうが、点検に出すなら取扱店が愛知と広島にしかない。それ以外の地域だと往復の送料と作業工賃が圧し掛かってくるわけで、保証を維持しようとするとハッキリ言って無駄な手間が掛かる事が確定しました。

じゃあ代わりのホイールをってなった時に困るのが一般的な14インチリアホイールとは車軸が異なる点で、MINT BOB3-14Kを扱うには車軸打ち直しが必須スキルになります・・・(-ω-|||)

大人しくメンテナンスに出せよ!って話ですが、出荷検査でチェックしない項目を定期点検でチェックするのか?って疑問に思いませんか?

 

もうなんかね・・・

 

どこまで不信感を高めてくれるか・・・

 

 

オラ、ワクワクすっぞ!(ヤケクソ)

 

次回に続きます・・・

結論が出るまで色々弄って再生方法の検証も出来ないけど、パッと見た感じでK3と同じラチェット構造でベアリング配置は中華系フリーホイールなので、互換性は期待できないなぁ・・・ (´-ω-`)

とりあえず、試走に出かけられるレベルの品質でない事は分かった
後悔するかもしれないと言ったけど、ココまで予想外とは思わなかったよ・・・(-ω-|||)
もう、ブログのネタが出来たwww・・・って、キャッキャしないと理性が保てないです。