MINT BOB3-14KとDAHON K3のサイズ比較
MINT BOB3-14KとDAHON K3のサイズ比較の話ですが、内容的には公開済み動画に少し補足する程度です。
条件はペダル無し、BOB3はオプション品の伸縮シートポストあり。K3は標準パーツのハンドルバー、グリップ、フロントホイール、ブレーキアームを変えています。
画像の写り方でテキストと微妙に違う感じがあったりするかもしれませんが、素人の測った参考値程度と思って下さい。
もくじ
折り畳みサイズと重量
BOB3 折り畳みサイズ(W600×H525×D290)
幅

サドルの端が基準になるので、ポジションやサドル形状の影響を受けやすいです。

一番長い場所はサドル端からハンドルバー端:600mm

二番目がサドルの端からクランプ端:590mm

参考程度のサドルが無い場合、サスペンション(?)の端が基準になります。

参考:サドル外してサスペンション(?)端からハンドルバー端:550mm
高さ

一番高い所は地面からサドル後部:525mm。コレもポジションやサドル形状の影響を受けやすいです。

二番目は地面からハンドルポストクランプ:500mm
奥行

基準は左クランクアーム端。折り畳みペダルやアタッチメントが付くと、更に増えます。

一番長い所はクランク端からシフター端:290mm

参考程度に二番目のクランク端からハンドルポスト端:260mm
K3 折り畳みサイズ(W645×H610×D280)
幅

取付けているハンドルバーが標準より短い感じなので、あと数センチ大きいかもしれません。

一番長い所はハンドル端からクイックレバー端:645mm

二番目はハンドル端からチェーンリング端:625mm
高さ

一番長い所は地面からサドル先端:610mm。ポジションやサドル形状の影響を受けやすいです。

地面からサドル後端:580mm
奥行

基準はフロントハブの端。

フロントハブ軸端からリアディレイラー端:280mm
重量

BOB3:ペダル無し、オプション品の伸縮シートポスト使用:9.7kg

K3:ペダル無し、フロントホイール、ハンドルバー、グリップ、ブレーキアームは純正品から変更:8.2kg
個人的に最重要項目の折り畳みサイズ





段ボールから取り出す時は上から見ていたので、K3より大きいんじゃね?と思うぐらいで、さらに重量が明らかに重かったので、BOB3を小さいという印象は消えていました。K3とそんなに変わらないんじゃないの?って感じでしたが、横に並べて数値で比べると確かにBOB3の方が小さいです。



K3の受け入れ時は20インチ折り畳みのHorize(ALFINE付きのベビー級)との比較だったので、小さい!軽い!というインパクトが今でも残っているので、(´-ω-)。o○(こんな感じかぁ・・・)というのが第一印象です。まぁ、BOB3は完全にとばっちりですケドね。
ただ、K3のフレームに限界を感じていたのが幅の645㎜。
コンパクトカスタムにすると700㎜近くなる車軸とヒンジを結ぶ直線距離部分で、縦置きにすれば特大コインロッカーに入りますが、今は無きパナソニック トレンクルのように大型(中型)コインロッカーには入らない訳です。

インバウンドの絡みなのか、見つけやすい場所の特大コインロッカーは埋まっている事が多く、大型(中型)コインロッカーなら開いている事もあったので、K3の二つ折りフレームの限界かなぁ・・・とは思っていました。
コンパクトカスタムより普通のK3からシートポストを抜いた方が大型(中型)コインロッカーに入るのですが、それでも100円を入れて使う旧式のコインロッカーだと奥行きが600㎜未満で、シートポストとハンドルバーを外して、コインロッカーの対角線上にフレームの一番長い所合わせて、大型(中型)コインロッカーに無理矢理詰めた経験はあります。
BOB3の三つ折りフレームならどうにかなるかも?という案が浮かんだのも購入に踏み切った理由の一つです。
・・・コレで無理でした。となったら、本当に最悪ですけどね。(-ω-|||)
ジオメトリ・・・っぽいところ
ジオメトリを見てもポジションを予想出来ない素人が、形状の違う折り畳み自転車をソレっぽく測った参考値です。
BB軸からサドル面(最大値)

BOB3:715mm

K3:710mm
サドル地上高(最大値)

BOB3:952mm

K3:965mm
BB地上高(BB下がり)

BOB3:260mm(-98mm)

K3:272mm(-108mm)
シートアングル

BOB3:73.9度

K3:75度
ハンドルクランプ地上高

BOB:795mm

K3:885mm
ハンドル地上高

BOB:845mm
K3の標準ハンドルバーはバックスイープの付いたフラットバーなので、ハンドルクランプ地上高と同じ885mmのハズです。
仮想水平トップチューブ長
ヘッドチューブ軸からシートポスト軸までの水平距離。

BOB3:540mm

K3:520mm
リーチ
BB軸からハンドルクランプ軸の水平距離


BOB3:380mm

K3:435mm
スタック(計算値)
BB軸からハンドルクランプ軸の垂直距離、ハンドルクランプ地上高とBB地上高からの計算。
BOB3:795mm – 260mm = 535mm
K3:885mm – 272mm = 613mm
ホイールベース

BOB3:938mm

K3:850mm
フロントセンター

BOB3:560mm

K3:537mm
リアセンター

BOB3:397mm

K3:341mm
ヘッドアングル

BOB3:73.4度

K3:75度
車軸高

BOB3:162mm

K3:164mm
フォークオフセット

BOB3:25mm

K3:20mm
トレール(計算値)
ヘッドアングル(キャスター角)を α 、車軸高(タイヤ半径)を R 、フォークオフセットを S とした時、トレール T は以下の式で求められる・・・らしい(-ω-|||)
T = ( R * cos α – S) / sin α
BOB3:23mm
K3:23mm
フォークオフセットの測り方がかなり怪しいので、胡散臭い参考値程度で見て下さい(懐疑的なので動画では削りました)
まだ試乗出来ていないので素人予測
ジオメトリっぽい数値を見ても分からないなら、ポジションが分かる基準を持ってくれば良い。・・・という訳でマイクロスワロー、BOB3、K3のBB軸をだいたい合わせるとこんな感じ。


マイクロスワローのポジションはK3に乗らなくなってから3,000㎞程度は特に問題なく乗っていて、1度に最大100㎞程度走れるレベルのポジションになっています。K3がマイクロスワローのブラケットポジションより少し高くて、BOB3がマイクロスワローのフラットポジションに近い感じです。クランクの短さに違和感が出るでしょうが小径車のポジションに慣れていれば175cmでも乗れそうな感じです。
K3とマイクロスワローはホイールベースがほぼ同じ(マイクロスワローが微妙に短い)で、マイクロスワローのトレールが大きい状態ですが、直進性という意味ではトレールの影響が大きいと体感しています。K3とBOB3の走行性能はロングホイールベースの違いぐらいで、計算したらトレールも同じっぽい。ハンドル周りのクイックさはホイールベースの違いでBOB3が微妙に遅いと感じる可能性がありそうですが、ビッグアップ装備のK3よりか敏感な感じかもしれません。ロングホイールベースで好転しそうなのは坂道での前後重心移動に余裕が出てくるカモしれませんが、動画のコメントを頂いた可もなく不可もなく14インチ折り畳み自転車って評価になりそうです。
続きます
標準状態でのMINT BOB3-14Kのお話は一応終わりです。
試走出来るようにK3のホイールを組み込むことになるので標準状態ではなくなりますが、スペック的には同等なので良しとします。
出来れば弄らない状態で100㎞ぐらいは走りたかったのですが、コスパ悪いところと話を続けていると頭がおかしくなるので、フリーボディの爪が一つ無い状態が正しい製品となりました。
まぁ、爪二つで試走しても良いですが、基準になる物が壊れると後で困りそうなので、もう少し我慢します。
とりあえず、
絶対に許さない。