MINT BOB3-14Kの試走後の評価
何故かフリーホイールの爪が一つ足りない状態ですが、MINT BOB3-14Kの試走を平地のみで累積100㎞程度走ってみました。
結論は、”少し大人しい14インチ折り畳み自転車”という感じです。
思う所
ハンドルリングに関してはK3他と同等で14インチらしいクイックなハンドリングです。
前回記事でざっくり計算値を出していた通り、K3と同じでロードバイクと比べれば半分以下の23mmなので、BOB3が特別良い訳でも悪い訳でもありません。
ホイールベースが長くなった事で直進性が上がった感じは特にありませんが、リアセンターが他の14インチ折り畳み自転車より長い事で前後荷重のバランスは良くなっています。曲がる時に後輪位置が遠くなったとは感じてコーナリング時の安定性は普通の自転車に近くなった雰囲気はあるので、”少し大人しい14インチ”という表現になっています。
14インチ折り畳み自転車の中では乗りやすい部類になりますが、16インチ並みではない。・・・という事は理解して下さい。

ゴム製のリアサスペンション構造が付いていますがクッション性が良いと感じるような物では無く、リアが撓っているなぁ・・・程度の物です。
他の14インチ折り畳み自転車がアルミ製フレームで撓る要素がほぼ無い事と比較すれば、クッション性があると言えなくも無いですが、他の14インチがエアボリュームのある太いタイヤを履いた方が明確にクッション性が高いです。
クロモリフレームにリアサスペンション機構があるからクッション性の高い14インチ折り畳み自転車・・・と言うには、無理がある感じです。
踏み込んでトラクションが逃げているのかもしれませんが、それ以上にクランクが短すぎて単純にトルクを掛けにくい感じです。
クランク長152mmなので乗り始めは違和感がありますが、乗り続けていたらある程度慣れます。
平地で乗る分には足を回す角度が小さくなるので足が楽かなぁ・・・なんて思ったりもしましたが、少しアップダウンがあると、トルクが足りずに踏み込むことになるので疲れやすいと感じました。
3段変速だとしてもギア比が離れているので、ある程度トルクでカバーをする乗り方になってしまうことから、BOB3を含めて変速数の少ない14インチ折り畳み自転車にショートクランクは向かないと思います。

ポジションについては、普段乗っているマイクロスワローと比べるとハンドル位置が微妙に低く近い感じですが、175cmでも乗れない事はないです。
折り畳みサイズを気にしてサドルを前に出しているのでポジションに余裕がありませんが、サドルを後ろに引いて乗ればもう少し余裕が出ます。
あとは個人的な問題ですが、Brompton特有のレバー角度は腕が気持ち悪くなるので大嫌いです。
ブレーキ性能については、平地で30km/h未満ならギリギリOKかな?という程度で、積載を上げたり下り勾配だったりすると、全く余裕はありません。

とりあえず、TIOGAのカートリッジタイプに変更してみましたが、プラシーボ効果レベルの変化で素人に分かる劇的な変化はありませんでした。
根本的にブレーキアームの剛性を上げないと改善しないですが、Brompton互換の強力なキャリパーブレーキは前後合わせて5~15万円コースなので、BOB3につぎ込むには無駄金です。
そうなると、一般的なロングアーチキャリパーブレーキを改造する方向になりますが、フロントキャリアブロックを諦めるならケーブルの引き回し次第で何とかなりそうですが、どんなに頑張ってもVブレーキ並みにはならないハズなので、焼け石に水かもしれません。

この辺りは、フロントだけ入れ替えてみて検証する予定です。
評価
BOB3の試走後評価ですが、見た目が好きなら購入しても良いですが、他の14インチ折り畳みと迷っているなら優先度は下げた方が良い。・・・そんな感じです。
悪くはないけど、良いという程でも無く、改良しようと思うとBrompton互換がネックで、湯水のように資金投入するか知恵を絞りだすしか無いです。
結局のところ、感情的な所を抜いても試乗前の評価と大きな変化は無かった感じです。
特に互換性という点では最低レベルで、K3互換のホイールは簡単に使えないと考えた方が良いです。
これは単純にシャフトの形状が違うという話だけではなく、K3ホイールをはBOB3ホイールと比べてチェーンラインが外側に寄っていて、3速に入れる(変速できない)とチェーンがチェーンテンショナーに接触して動かないです。
動画撮影時は2速に入れて素材撮りしていたので、気付いていませんでした・・・ (-ω-|||)

クロモリフレームなのでワッシャーを入れてエンド幅を数ミリ広げるぐらいなら許容は出来そうですが、検証自体は始めていましたがBOB3にK3のホイールは相性が悪くて、少し負荷がかかると簡単に歯飛びする現象が発生しました。
BOB3純正状態で試走しても1~3速全てで歯飛びしやすかったので、SUMC製チェーンの相性の問題かもしれませんが、K3ホイールとチェーンの相性検証は時間が勿体ないので追及しないです。足回りはK3と同じように8速化の予定なので、その時にスプロケット側チェーンラインの知見は得られるかもしれないので、まとめられそうならブログ記事で紹介します。
話が逸れましたが、素人がカスタムに手を出すにはMINT BOB3-14Kは中々手ごわいのは確かです。 (-ω-|||)
続きます
そんな訳で標準に近い状態で乗るのは、これにて終了。
とりあえず、TEKTRO製キャリパーブレーキの下引き改造の検証と、ハンドル周りをブルホーン化を試してみます。

