DAHON K3 ハンドルポスト交換

2020年5月21日自転車

DAHON K3の小型化で、シートポストの次にネックになるのがハンドルバー。

標準のフラットバーはもちろんの事、幅390mmのブルホーンバーでも直角部曲がる肩(?)の部分が地面に干渉する感じ。

そこで、走行性能の高い折り畳み自転車で採用されている、”折り畳み時にハンドルポストを引っこ抜く”という折り畳み方をDAHON K3に組み込むのが今回の目的。

 

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伸縮ハンドルポスト

ベースに使用するのはDAHON Curve D7で使用されている、内折れ式の伸縮ハンドルポスト。

DAHON K3標準のハンドルポストと比べると前方に倒れる角度が弱くなる。3.5cmぐらい手前に寄る感じになり、装着した感じはハンドルポストがほぼ垂直に立っているように見える。

短い状態だと35㎝ぐらい

リミットまで伸ばすと45cmぐらいなので伸縮範囲は10cmほど。

標準のハンドルポストは712g

伸縮ハンドルポストは伸縮機能が付いている分、818gと100gぐらい重い。

伸縮ハンドルポストには回り止め加工があり、クイックリリース部分が緩んでいてもハンドルが回らなくなるという最悪の事態はなさそう。

 

T型ハンドルポスト

伸縮ハンドルポストを使うので、ハンドルバー周りの折り畳み構造の制限がなくなる。

そこでT型のハンドルポストの一部をヤフオクで仕入れて使用する事に。

長時間ブルホーンバーの先端に体重を掛けたり、急ブレーキで力が加わった時に、ブルホーンバーが前のめりに回転する持病があるが、ハンドルポストとハンドルバーをステムでしっかり固定するので、この持病が解消される。

ヤフオク購入という事もあって、メーカーや年式は不明。インナーポスト部分の刻印にはΦ28.6mmとあり、DAHON純正品と一応は同じ径ではある。

ただ、持った感じ妙に軽い。

気になってノギスでハンドルポスト径を計ってみると、Φ28.2mmと0.4mmほど細い。

とりあえずは、ベース側のクイックリリース部分のネジ調整で固定は出来るので様子見。(-ω-` ) 

マスキングテープ部分がそれぞれのリミット部分だが、DAHON純正より強度が低そうなT型ハンドルポストの方が、何故かリミット下の寸法が短い。

まぁ、ハンドルポストをリミット近くまで伸ばすことは無いけど・・・

T型ハンドルポストとDAHON純正のベースの組み合わせで715g。標準ハンドルポストとほぼ同じ重量。

ハンドルステムに使用するのは、SATORI ハンドルポジションチェンジャー。ポジションが決まるまでのお試しで購入。

 

取付け

ハンドルポストは軸中心にある固定ボルトと側面の六角ネジの二か所で固定。

軸中心の固定ボルトはネジロックで簡単に回らないようになっているので、プラハンマーで振動を加えてラスペネをじっくり浸透させる。

固定ネジだけでハンドルポストを固定しているようで、ネジ以外はワッシャーのみ。

後は簡単にハンドルポストが外れてしまうので、この固定ネジの締め付けはものすごく重要。

 

使用感

ポジションは追々修正するとして当初の目論見通り、ブルホーンバーをしっかり固定出来るので、ブルホーンバーが前のめりに回転する持病は解消された。

が、

フルブレーキングをするとハンドルポスト部分に、しなりを感じる結果に。(´-ω-`)

DAHON純正の伸縮ハンドルポストが”しなる”という話は聞いたことが無いので、微妙に細いT型ハンドルポストが原因と予想。

フレームの挙動や剛性うんぬんを感じられない素人が気付くレベルなので、大丈夫なのか気になる。

とりあえず、様子見。(´-ω-`)

 

DAHON K3のカスタムまとめは、こちら。