DAHON K3 ホイール交換(MIALO 14インチ 9T-11T-15T)

自転車

DUROのブロックタイヤで原っぱを走るとリアディレイラーに草が噛みこむ。そもそも14インチ折り畳み自転車で走るような場所では無いが、いっその事リアディレイラーを外してK3のシングル化をやってみるのも良いのでは?(☆-ω-)

そんな事を妄想しながら14インチシングルホイールの販売状況をAmazonで調べていると、気になる文字が・・・

カセット規格:9T-11T-15T

またまた、ご冗談をwww

”2速11T”何て専用で作らないと無理なのに、どうせ誤字だろwwwww

そんな事を思いながら、別画像で2速の歯数を数えると・・・・

1,2,3・・・ホントに11T!? Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)

( *゚Д゚)ノ□ ポチー

そんな感じで、当初の目的を忘れて勢いで買った14インチホイールのお話。

 

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外観

ブランド名はMIALOで販売はSENSHA-JAPANの中華ホイールだが、国内倉庫に在庫が有るようで直ぐに到着。

購入時の金額は\20,800で他の14インチホイールと比べると倍近い値段だが、純正ホイールの2/3の値段と考えると安い安い。(((´-ω-`)))

K3でそのまま使えるフロント74㎜/リア85㎜のエンド幅で、前後ホイールの他に固定ボルトと正爪シングルを多段化する為のディレイラーハンガーがセットになっている。

カセットの9T-11T-15Tが珍しい組み合わせで、K3で使われている9T-13T-17Tが一般的な14インチ3速のパターン。他はウルトラライト7トリプルで使われている11T-13T-15Tがあったぐらい。

K3のスプロケット交換で2速で使用出来るものは12Tが限界で、ウチのK3で使用している9T-12T-15Tがその状態。

ちなみに写真を撮っている時には気付かなかったが・・・

( #゚ Д゚)=3 ハァァァァァァァァ (クソデカため息)

肝心の2速11Tが使う前から欠けてる・・・見た目の処理が甘いのは許せるが、機能に関わる部分が雑なのは頭にくる!

使う前なら交換対応で済ませるが、この記事を書いている時点で100kmを越えて使用しているので、交換対応は出来ないだろう。とりあえず使えているのでそのまま使用するが、この部分からの摩耗が早そうなのが気がかり。これだから中華メーカーは・・・(´・ω・`)

K3のスポークはフロント20本/リア20本だが、MIALOはフロント12本/リア16本に減っている。過積載や不整地走行を好んで走ったりしているのに、強度的にどうなんだろと?買ってから思ってみる。(-ω-|||)

ロードバイクで使われているストレートプルスポークを使っていて、手持ちのJベンドスポークは当然使えない。調べてみるとストレートプルスポークの入手性は悪い上に単価も高い。ただ、スポークの組み方を見るとスポーク同士が接触していないので、修理はJベンドスポークより簡単な気がする。(舐めて痛い目を見るパターン)

ブレーキシューの当たる面も黒に塗装されているて、K3みたいにリムの摩耗を示すライン型インジケーターは無い。

リムのつなぎ目はこんな感じ。使用する分には問題なさそうだが、シールが一部浮いていたりリムの継ぎ目の処理が甘い所などがある。

バルブ穴は米式なので仏式バルブは変換スペーサーが必要。

リムテープは標準添付でK3と同じ18㎜幅。

固定ボルトのサイズはM5でK3と同じだが、使用する工具は4㎜六角で5㎜を使用するK3と異なる。
ちなみに、1本加工不良が紛れ込んでい。

 

パッと見はいい感じに思えたが、詰めの甘さは中華クオリティー。(´・ω・`)

 

重量

フロントホイールの重量は360g(リムテープ含む)K3標準(327g)から33gの軽量化。

リアホイールの重量は475g(リムテープ含む)でK3標準(525g)から50gの軽量化。

固定ボルトは合計で30gでK3標準(47g)から17gの軽量化。

ハンガーの重さは12g

 

前後ホイールと専用ボルトをK3に使用するなら100gの軽量化が見込めそう。

 

ハブ回り分解

いきなり新品を壊さない程度に少しだけ分解。

 

フロントハブ

凹凸の少ないシンプルな形状のフロントハブ。この状態ではスポークの頭が見えない。

ハブナットは一方は被せているだけのキャップで引っ張ったら外れる。

もう一方はネジ式キャップをレンチを回せば外せる。

内部はシールドベアリング。やっとスポークの頭が見えるが軸を外さないと交換は出来ない。

隙間なく取付けられている軸を外すとこんな感じ。ベアリングに当たる部分の軸径は12㎜。

軸を抜くとストレートプルスポークの頭が綺麗に見える。予備スポークさえ手に入るなら交換は簡単そう。

 

リアハブ

ある意味、本題のリアハブ分解。(*´Д`)ハァハァ

まずはカセット部分をハブからバラせるかを確認。

ハブナットはイモネジで固定していて1.5㎜の六角レンチで緩められる。

ハブナットを外すとハブナットの高さ調整ワッシャーの下にシールドベアリングが見える。

あとはカセット全体は垂直に持ち上げれば、ハブとカセットが分離する。

ハブナットの固定方法が異なる以外はK3と同じような仕組み。

カセット部分は2速(11T)と3速(9T)は一体成型で分解不可。1速(15T)は外せるような感じはするものの、カセット部分の構造が分からず、壊す自信があるので今回は分解を断念。

なんにしてもK3のカセットより自由度は低いので、スプロケットを交換できない使い捨てのカセットと思った方が良さそう。

左がK3で右がMIALOのラチェット部分。MIALOは4枚の爪がありK3より多いが、ラチェット音はMIALOの方が静か。

赤丸部分は取り外したK3の爪で形状もだいぶ異なり、K3の爪より長く軸部分が太く先端が2段爪になっている。MIALOの方がバネも大きく動きが良い。スナップリングが平面で爪全体を抑えている為かガタツキが少ない。

・・・というより、K3のフリー部分の構造はやはり欠陥があるのでは?と素人が思ってみる。(-ω-` )

ハブとフリーボディの繋がる所は大きめのシールが付いている。反フリー側のハブナットを外せば軸を外せそうだが、外してもシールドベアリングしか入ってないので分解はココまで。

K3とMIALOの軸のサイズが異なり、カセットを入れ替えて使う事は出来ない。なのでMIALOのフリー部分が壊れたらこのホイール自体が終了。メーカーにと問い合わせれば補修パーツがあるのかもしれないが、手間を考えると多分諦める。 (´-ω-`)

 

使用感

100kmほど走った素人の使用感。

1速:15T

標準17Tと比べれば重くなるが標準1速自体がだいぶ軽いので、1速を多用するアップダウンの多い環境でなければ問題ないレベル。

2速:11T

標準組み合わせの53T/13Tだとギア比は4.077になるが、53T/11Tだと4.818になる。

この4.818のギア比がいい感じで、14インチシングルの最適ギア比と言われるDove Plue(42T/9T)の4.667より少し重いぐらい。

平地で流す分には軽すぎず重すぎず15~20km/hぐらいの速度維持できる。

3速:9T

標準と同じ組み合わせだが、2速とのギア比が縮まった事でケイデンスの変化が小さくなり、繋がりよくクランクが回せる。

 

変速について

実は専用設計の2速のスプロケットの歯先が微妙に分厚くて、リアディレイラーの調整が甘いと変速自体がイマイチな可能性がある。

現状はブルホーン化でサムシフターを使っているので変速時に微調整するものの、すんなりギアの入るポイントが狭くなっている。Amazonのレビューでも同じような事が書かれていて、その人は標準の9速用チェーンを10速用に変更したらしい。

この当たりの作り込みの甘さも中華クオリティー。 (´-ω-`)

その他

受け入れ時にホイールの振れは無く、100kmほどの試走後も振れは出ていないのでホイールの組み方自体は問題なさそう。

 

終わりに

9T-11T-15Tはギアのレンジが狭まったもののギア同士の繋がりが良く、スプロケットの組み合わせ的には大当たり。K3のスプロケット交換では2速12Tが限界なので、9T-11T-15Tに魅力を感じるなら現状はこのホイールを買うしかない。

問題は何かとトラブルの多い14インチホイールを購入して調整・メンテナンス出来るのかがポイント。変速の調整はもちろんスポーク交換までは想定しておかないと、ストレートプルスポークを使った汎用性の低いホイールが手元に残るだけになってしまう。

自分で対応するか、対応してもらえるショップを見つけるか、使い捨てを覚悟するか。1万円ならまだオススメできるが、2万円だと後々を考えると割高感あって積極的には勧めにくい。

9T-11T-15TのカセットをDAHONから発売するのが一番良いんだけどなぁ・・・(-ω・` )チラッ