甲斐の猿橋~リニア館~山中湖 輪行サイクリング(1)

2020年4月23日輪行

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ルート選定

2019年8月下旬。

お試し輪行が上手くいったので、輪行サイクリングのルートをグーグルマップを見ながら選定し始めていた。

当初決めていたことは以下の三点で、

  • 電車賃は青春18きっぷだけで済ませたいので、使用電車はJR線のみ。
  • テレビで見た日本三大奇矯の”甲斐の猿橋”を見に行きたい。
  • 富士五湖の山中湖は行った事が無いので行ってみよう。

これに、グーグルマップで見つけた”リニア見学センター”と”富士山レーダードーム館”、”山中湖パノラマ台”の三か所を追加した。

全行程約60kmでJR中央本線からゆるく山中湖あたりまで登り、一気に御殿場方面へ駆け降りるルート。グーグルさんが言うには徒歩でだいたい13時間半となっている。電車の時刻を含めてざっくりとしたタイムスケジュールを組んでみると、

  • 05:57  静岡駅 出発(東海道本線)
  • 06:31  富士駅 到着
  • 06:51  富士駅 出発(見延線)
  • 09:27  甲府駅 到着
  • 09:40  甲府駅 出発(中央本線)
  • 10:37  猿橋駅 到着
  • 10:50頃 猿橋駅 出発
  • 11:00頃 甲斐の猿橋 到着
  • 11:30頃 甲斐の猿橋 出発
  • 12:30頃 リニア見学センター 到着
  • 13:30頃 リニア見学センター 出発
  • 15:30頃 富士山レーダードーム館 到着
  • 16:30頃 富士山レーダードーム館 出発
  • 18:00頃 山中湖パノラマ台 到着
  • 19:00頃 山中湖パノラマ台 出発
  • 20:00頃 駿河小山駅 到着(御殿場線)
  • 22:00頃 静岡駅到着

行きも帰りも乗り換えありで乗車時間も長いけれど、まぁ寝とけばいいかw

長い距離は上り続けるので自転車のペースは10km/hぐらいを想定しているので、余裕があるはず。山中湖には日の入り近くいい時間に到着できそうなので、いい感じの写真が撮れたらいいなぁ(`・ω・)

あとは当日に雨が降らない事を祈るばかりヽ(`Д´)ノ

 

天候ヨシ!

2019年9月7日。静岡市内からも朝焼けでうっすら赤い富士山が見えるほど、天気は良好。雨が降る予報もないので安心して出発!

予定通りの静岡駅5:57発の電車に乗る。始発に近い電車だが結構人がいて、端の場所が取れなかった。

予定通り富士駅に到着し、見延線の電車に乗り換える。

自転車を持って座れる座席は確保できなかったが、いかにも”輪行やってます”というような場所を確保して2時間半も立ち乗り。自転車乗る前から足が疲れ始める(|||-ω-)

甲府駅で中央本線に乗り換える。自転車を持って座れる座席は確保出来て、やっと休憩が出来た感じ(|||-ω-)

 

出だしを挫かれる

予定通りに猿橋駅に到着。輪行袋を開けてHorizeを取り出そうとするが、左側クランク部分が

モゲてる Σ(゚Д゚;)

輪行袋の底に転がるクランクorz 軸から折れたたら一大事だが、どうやらネジが緩んで外れたっぽい。輪行袋に入れて変なところに力が加わったのかな?

よく見ると回り止めが千切れている。(´д`υ)

回り止めは諦めて全体のネジ締めと動作確認をしてみるが、他は問題なさそうなのでこのまま続行w

 

甲斐の猿橋

猿橋駅からは1.5kmぐらいなので、あっという間に到着。日本最大奇矯の一つで残りは、岩国の錦帯橋、木曽の棧(かけはし)らしい(;^ω^)

橋は全長30.9m、幅3.3mと大きな橋ではないが、渓谷の水際までは30mと高め。甲州街道の橋として架け替え改修は何度もされているものの、いつから架かっていたのかは正確には不明。なんでも古い資料を辿ると600年頃の飛鳥時代まで遡るとか。

”この渓谷に橋を架けたい!でも途中に補強の橋脚を入れないと橋が支えられないが、渓谷が深すぎて橋脚が立てられない”という状況で昔の偉い人が出した答えが、両岸から”はね木”というものを四層に重ねて張り出し、橋を支える方法。

それだけでも凄いのに、はね木の雨対策で、ん?屋根でも付けとけばいいんじゃね?>(・ω・`)

そんな風に言ったかは別として、雨対策で屋根が付いているのは本当の事。なんとも建築技術と美的センスの融合が絶妙w