輪行ダム巡り(余呉湖、姉川ダム)

輪行

先週の石田川ダムに続き、DAHON K3で滋賀県のダムを巡る輪行。

主な荷物はフロントに取付けているデジタルガシェット類のバッグのみで、先週までのキャンプ用品云々を積んだ状態からすると最小限の状態。

K3でダムを巡りながらキャンプしたい!といろいろ準備はしていたものの、キャンプどころか実は軽装でもダムに向かう坂が上れなくなっているのでは?という、身も蓋も無い懸念が・・・(´-ω-`)

 

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余呉湖はダム?

琵琶湖の西側から回る湖西線ルートで大阪から2時間強、用事を済ませて出発した事もあり13時過ぎに余呉駅に到着。

ダムを巡る輪行で立ち寄った余呉湖だが、何故か”余呉湖ダムカード”なるモノが貰える。

余呉湖は琵琶湖の北側に大昔からある自然湖なので、人造のダム湖という訳では無い。

そもそも河川法のダムの定義に当てはまる堤がある訳も無く、ダムのイメージが全くない余呉湖だが、傍を流れる余呉川の洪水調整や維持用水の機能を持っているので、実質ダム。

・・・という事らしい。

(`・ω・)< そうだ!お前はダムだ!

にわかマニアとしては、ガ〇ダムだろうが、マ〇ダムだろうが、ダムカードが貰えるから来てみましたー。という訳。(´-ω-`)

 

ヨゴイチ

余呉駅から管理事務所までは数百メートル。施設を見学、ダムカードを貰って次に向かうのは味気ないので、余呉湖をぐるっと回ってみる事に。

余呉湖の周回道路は歩くにはちょっと長めの6.8km。余呉駅でレンタサイクルをやっているようで、準備してい時に観光の夫婦がヨゴイチに向かっていた。

余呉湖北側にある公園には天女の銅像。どうやら日本最古の羽衣伝説の地らしい。

天女が羽衣を掛けたとされている柳の木は銅像から離れた所にあったらしいが、2017年10月の台風で倒壊した為に切られてしまった。どうやら目の前をスルーしていて、後でGoProの動画から引っ張り出したのがこの写真。

こりゃ、分からん (´・ω・`)

湖面が穏やかで「鏡湖」と呼ばれるらしいが、天気も悪く鏡と感じるには程遠い。

ちょっと奥の方では鏡っぽくなっている所はあったけど、たぶんそういう事じゃない。(´・ω・`)

羽衣伝説以外にも菊石姫伝説という平安時代の言い伝えの「目玉石」が湖西側にある。

伝説をクソ要約すると・・・

養育の恩返しに不思議な力を持つ龍の目玉を片眼引き抜いて与えたら、もう一つよこせと言われた件。(´×ω・`)

・・・ホントはもっと良いお話。

道は平坦で舗装も整っているが、全体的に物静かで寂れた雰囲気。

実際、閉鎖された国民宿舎以外は、シーズンの終わったアジサイ園とトイレぐらい。

ダム施設としては、湖東側に放水路のゲート施設。

近くでは分かりにくく、対岸から望遠で見るとゲートがわかる?

湖北東辺りの余呉湖観光館前に導水路のゲート施設。

少し離れた所に管理事務所。

クリアケース、記念カード付きでダムカードGet!

 

 

姉川ダム

余呉湖から次の目的地、姉川ダムまでは約28km。1時間に1本の電車も発車したばかりなので自走で向かう事に。

交通量の多い分かりやすい国道をサッサと抜けて、地元民しか通行しない道に入っていく。

ちょっと古めの雰囲気のあるトンネル。戦前の昭和十年竣工。

トンネルを抜けて今回一番キツいであろう林道は勾配は9%で、ギリギリ上れる。

・・・と思っていたら、上れずに押してあがる。

競技に出る訳では無いので押して上がる事に問題は無いが、荷物の重量に関係なく貧脚に磨きが掛かって坂を上れない事に凹む。

凹んでいる所に追い打ちで、ダム手前1.5kmで急に土砂降りの雨

そして、雨具を持っていない。(-ω-|||)

再度来るからそのまま帰っても良かったが、ずぶ濡れになる結果は変わらないので、姉川ダムまで強行。

とりあえず、ダムカードGet!

スマホで雨雲レーダーの情報を見ようとすると圏外。Σ(゚ω゚;)

日が落ちるまで時間があるし、遠くでゴロゴロ鳴っているのでしばらく雨宿り。

小雨になったタイミングで、サクッとダム周辺を見て回る。

雷鳴は聞こえなくなったものの、周囲は霧?雲の中?なのか視界が悪くなってくる。Σ(゚ω゚;)

ダム湖の奥の方は諦めて、帰りに寄るつもりのダム下流公園を見て回る。

姉川ダムの下流には関西電力管理の曲谷ダムがあるが、防犯センサーに引っ掛かるのもアレなのでサラッと眺めるだけ。

道を進んでいくと通行止め?Σ(゚Д゚;)

ただ、明らかに置きっぱなしのサビ方なので、様子を見ながら自己責任で押し通る。(´-ω-`)

道路の方は落石や路肩の崩落も無く、ダム下公園に到着。

雨が降っていなかったらじっくり眺めていたいウロコ状の水紋。

姉川ダムは天気の良い紅葉シーズンにリベンジだな。(`・ω・´ )

 

 

雨は止んでも、何処かで雨

帰りは姉川ダムから一番近いJR東海エリアの近江長岡駅を目指す。

日没が近づいているものの、雨は次第に弱くなり道は下り調子なのでハイペースな移動。

日没ギリギリで近江長岡駅に到着。

・・・したものの、大雨影響で運転見合わせ!? Σ(゚Д゚|||)

どうやら岐阜~名古屋間の大雨で、米原までのJR東海エリア東海道線の電車が止まっている様子。

全身ずぶ濡れで、もうクタクタ。

このまま、待つべきか・・・

やはり、待つべきか・・・

いや、待つべきか・・・

「19時ちょうど発ぅ~、米原行きの電車はぁ~、本日運休となりましたぁ~」

あ、はい。自走ですね。(´-ω-`)

米原から大阪方面の東海道線はJR西日本エリアな為、ダイヤの乱れは影響していない。

近江長岡駅から米原駅までの約10km。気分的に自転車を漕ぎたくないが、再開の見込みの付かない電車を待つなら自走の方が早いハズ。

交通量の多い最短ルートの道を走って到着する頃にはすっかり暗くなっていたが、無事に本日の全行程終了。

そろそろ、雨具と反射ベストを準備するべきなのかなぁ。(´・ω・`)