【外道カスタム】キャリパーブレーキ下引き化
BromptonクローンのMINT BOB3-14Kですが、本家と同じように特殊な下引きのキャリパーブレーキを使っています。
平地でのんびり走る分には問題無いですが、スピードを上げたり、積載を増やしたり、長い下り勾配など、悪い条件が重なると制動力不足が気になってきます。
Brompton用の強力なキャリアーブレーキはありますが、ブランド価値の無いクローン品に使うには無駄金になるので、市販のキャリパーブレーキを改造して制動力を上げてみよう。
・・・という外道カスタムのお話です。
理解して、保証外の、自己責任
これからする話はブレーキ構造自体に手を加えるので、メーカー保証なんてものは当然対象外になります。それだけでく、基本性能の”走る、曲がる、止まる”の止まる構造に手を加えるので、事故の危険性が高まります。
やり方については説明しますが、改造を推奨する訳ではありません。性能保証や事故等の原因となったとしても、当方はいかなる責任も負いません。
記事の内容を参考にして自分の判断で行うなら、すべての責任は実施したあなたの責任。
その点を理解した上で、「なんかアホな事やっとるわー」程度に眺めて下さい。(´・ω・`)
TEKTRO R539 ロングアーチキャリパーブレーキ
今回の使う部品(生贄)はテクトロ製のロングアーチキャリパーブレーキ R539

悩んだ時はとりあえずSHIMANO製買っとけばOK・・・とは思っていますが、画像を調べて改造したい部分の構造が理解出来たテクトロ製を購入しています。

キャリパーブレーキ自体、ちゃんと触ったことが無いので、何処を見たら良いか分からないですが、BOB3標準と違いブレーキリリース機能が付いているので便利そうです。

付属品は滑り止めの付いている厚めのワッシャ二枚とフレームの内部に入る込むタイプの長細いナットが1本


フロント用は169g、リア用は164gで重量差は固定ボルトの長さ分かな?
そもそもBOB3に取り付け可能なのか?

とりあえずフロント、リア共に標準の泥除けが干渉するので外さないと取付けられません。

さらにフロントは泥除け金具に折り畳み固定フックも付いているので、別途調達しないとダメです。

リアの泥除けにはキャスターが付いているので、外してしまうと折り畳み時のバランスが取れなくなりますが、オプションのリアキャリアを付ければバランスが取れそうです。

それ以外に、リアは貫通したボルトに折り畳み時にシートポストを固定する”この金具”を取付けるので、ボルトの長いフロント用をブレーキシューの向きを入れ替えて取付けた方が良さそうです。

残念ながらリア用を買ってしまったので”この金具”を付けられないどころか、リア用はボルトが短く付属の専用ナットがリア用のフレーム穴に入らないので、フレーム側の穴を拡張しなければかなったので、失敗しました・・・(-ω-|||)

リアブレーキは地面とのクリアランスが無いので、特別な理由が無い限りは変えない方が良さげです。
とりあえず、Brompton向けに作られていないキャリパーブレーキは簡単に入れ替える事は出来ないのは間違いないです。
下引き改造
ココから外道カスタムに取り掛かります。

ザックリとしたイメージはこんな感じ。本来ケーブルを止める所にVブレーキ用のアジャスター付きケーブルガイドを付けて、キャリパーブレーキのアジャスターが付いている所でケーブルを固定します

フレキシブケーブルルガイドの先端がイイ感じに入るように留め具の穴をゴリゴリッと拡張。

キャリパーブレーキ側に固定する部分の穴も拡張してケーブルガイド先端が貫通。

フレキシブルガイドがズレなければ問題ないハズなので、下側はコレで完成。

ワイヤー固定側はワイヤーの接続や輪っかを作る為のサーキュラースリーブと呼ばれるを使用。細いイモネジ1本だと流石に無理だろうという事で、チドリ状に三本配置されている物を選択。

本来は二本のケーブルを接続したり輪っかを作るもので、穴の中にはφ1.5㎜ケーブルが二本入る。たぶん1本だとスカスカでキッチリ止まらなさそう。
キッチリねじを締め込んで全力で握り込んでみてもワイヤーが滑る感触は無いので、とりあえずヨシ!
ただ、交換したテクトロ製キャリパーブレーキの剛性感が何ともヨワヨワ・・・(-ω-|||)
もうこの時点で下引きキャリパー化の意味が8割減。

ケーブル端末が全くないのは気分的に良くないけど・・・輪っか部分がフロントキャリアブロックに当たるので、バッサリ切断。

8㎜ボルト用エンドキャップを被せて端末処理は完成。

ついでにブレーキシューをマイクロスワローでも使っているBBB BBS-28HP ウルトラストップに交換。
少しでもブレーキ性能が上がってくれたら・・・
終わりに

とりあえず、平地の試走で累積100㎞走ってみてブレーキ動作に関しては問題なし。
本来の目的の制動力に関してはプラシーボ効果程度の同等レベルで、何とも言えない微妙な結果・・・
長めの下りで速度が出た時にどう感じるかで判断するしかなさそうです。
一応、交換のメリットはブレーキリリース機能が付いているので、タイヤの空気を抜かずにホイールを外せる事。あとは折り畳み時にリアブレーキケーブルがチェーンリングに噛みこむので、リア側はケーブルルートを変える目的に使えるぐらいかな。
ブレーキ構造を変更する外道カスタムをやって納得できる程の性能では無いので、しばらく様子を見てフロントは元に戻すかもしれません・・・


