DAHON K3 8段変速化【手組編】

自転車

今回はカスタムの山場、ホイールを分解してスポークを張り替えていきます。

前回手組したのは、K3のフロントホイールをハブダイナモ化した時なので、3年ぐらい前の2019年12月。気になる所もあるけれど、今回もイタリアン4本組で進める事にします。 (´-ω-`)

 

スポンサーリンク

ハブ確認

サクサクっとホイールを分解して、使うのはリアハブのみ。

ハブの重量は250gでたぶんK3標準ハブより重い。改めて単体で手に取ってみると、ハブの質感は好み。 (*-ω-)=3 

せっかく分解しているので、スプロケットを付けてK3標準ハブと比較。正確に位置が合っていないけど、フリー側のフランジ位置は新ハブが少し内側に入っている程度で大きな差はない。

反フリー側は新ハブのフランジが10㎜ぐらい外側に出ている。

コレが原因で反フリー側のスポークが御猪口のようになっている事が目立つ。

元々のスポーク長はフリー側が90㎜ぐらいで、反フリー側が100㎜ぐらいかな?気になっているのは長い反フリー側のスポークで、見ての通りニップル付近で折れ曲がった癖が付いている。

K3標準リアハブと同じぐらい内側にフランジがあれば、ここまで曲がらなかったのでは? K3標準ハブよりスポークが折れやすい条件になっているけど、実際に折れるかはやってみないと分からない。

(´-ω-)<まぁ、失敗したっていいじゃないか、素人だもの。

 

採寸

スポーク長計算機で必要になる部分を測定していきます。

フリー側のフランジピッチは51.05㎜でスポーク穴径は2.7㎜

反フリーフランジピッチは38.05㎜で、スポーク穴径は2.7㎜

フリー側フランジセンター間は16.55㎜、反フリー側のフランジセンター間は30.85㎜

有効リム径は234㎜。

コレだけ分かれば計算機に数値を打ち込んで…左:115㎜、右:112㎜らしい。前回は118㎜と117㎜だったけど、反フリー側の115㎜って短いような…?

使用したスポーク長計算機はこちら:https://spoke.kuzira3.com/

調べてみると、新リムのリムハイトが3㎜ほど標準リムより高いので、有効リム径が6㎜ほど小さくなっている事が大きな要因っぽい。

ついでに重ねて直径を比較すると、新リムの方が2㎜ぐらい大きい??? 嫌な予感がしない事もないけど、やってみなけりゃ分からない!(((´-ω-`)))

 

加工

使うスポークは余っているDT SWISS Champion 2.0㎜で黒のプレーンスポークと、同じメーカーの黒色の真鍮ニップル。

元のスポーク長が305㎜なので、112㎜と115㎜に切り分けると使わない部分の方が長い。 勿体ない気がするけど、仕方がない。(´・ω・`)

スポークねじ切り器の食いつきを良くするために、切断面をやすり掛け。

久々に登場のHOZAN スポークねじ切り器。

切れ端で試しにねじ切ってみて・・・製品と同じような最大外径に調整出来れば量産開始。

製造不良0、ヨシ!m9(-ω-` )

 

手組み

試しに反フリー側フランジの内から外スポークを入れ見ると・・・スポークが入らない!?((((;゚д゚))))アワワワワ

いきなり焦ったけど、ネジを回す様にすれば入ってくれたので一安心。(*-ω-)=3 

イタリアンは左落とし????(´-ω-`)

全く理解出来ていないケド、先人のBlogを見ながらスポークを取付け。

バルブ穴とハブのロゴ位置を合わせるのは手組み界隈(?)のしきたり。 (´-ω- )<シランケド

うん、順調d・・

穴位置ズレてりゅぅぅぅぅ> _(:3 」∠)_

スポークの前に心をボキボキに折られたけれど、何とか完成。(|||-ω-)=3 

こちらも久々登場の適当な振れ取り台。

振れ取り前は横ブレで10㎜以上ズレている感じ。

振れ取り後は縦ブレも横ブレも1㎜未満で収まったかな。

どうやら寸法を間違えていたみたいで、反フリー側のスポークが1㎜ぐらい短い感じ。さらにはネジ山自体を2㎜長めに作っていたので、ニップルの端からスポークのネジ山が見えてしまっている。

ココから折れるようなら、スポーク全張替した方がよさそうだなぁ… (-ω-|||)

 

次回で完成予定

スポークテンションメーターが使えないので、相変わらず適当なスポークテンションで硬めに仕上がっている感じ。スポークを馴染ませながら暫く様子を見るとして、イタリアン4本組で何とか形になったなぁ。 (´-ω-`)

ちなみに、14インチホイールでこの編み方だとスポークが折れやすいらしいです。今まで使っていたK3のホイールも同じ編み方をしていて、技術的に信用できるお店の人が見た時にボソッと言われた事があります。

ただ、体重だけでK3の耐荷重80kgギリギリな挙句、過積載大好き人間が3,600㎞ほど走行しても折れずじまい。せっかく予備のスポーク4本も作っておいたのに。 (´・ω・`)

今回、素人目に見ても条件が悪くなっているので、スポークが折れる予感はしていますが、これで折れないならK3のスポークはDT SWISS(相当)に張り替えを推奨しても良いかもしれない。(-ω-` )

2月下旬までに注文したスピードドライブ用のチェーンリングが届くはずなので、3月にはみっちり試走をして、4月から輪行できるかな? (*-ω-)=3