DAHON K3 コンパクトカスタム Ver4.1

2022年6月3日自転車

すっかりブログの更新方法を忘れてしまっている感じですが、K3コンパクトカスタムの備忘録です。

折り畳み方法や縦置きの方法は前回のVer4でほぼ完成しているので、積載性やポジションの改善、折り畳み時の安定性を向上させようとしたVer4の派生でVer4.1としています。

 

これまでの経緯はこちら。

 

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積載性の向上

フロントキャリアアダプターの追加

2021年モデル以降のK3にはヘッドチューブにマウントが追加されたので、リクセンカウルのアダプターが取り付け可能です。元々の積載能力が低いK3にとってはありがたい話ですが、2020年モデルには付いていない。 (´・ω・`)

そんなヘッドチューブマウントの無いDAHON車種に後付けでマウントを取付けられる物がフロントキャリアアダプターだ。これを付ける事でブロンプトン系のバッグを簡単に車体に固定できるので、手軽に積載能力を上げる事が出来る。

細かい事は動画内で紹介しているので省くとして、DAHON用ではなく同じヘッドチューブ径を持つBridy用の物を流用している。

 

リアキャリアバスケットの追加

ブロンプトンのQキャリアっぽい中華キャリアを取り付けてはいましたが、変に荷物を載せてしまうとペダリング時に踵が当たってしまう。 (´・ω・`)

外そうかと思っていた時に家の中に転がっていたスプレー缶を入れる折り畳みのツールボックスを見つけて合体。 ネジ止めしているので取り外しは出来ないが、小さく畳めるので折り畳みに影響はほとんどない。

何か入れる予定があるわけではないので、輪行袋を雑に入れて使うぐらい。容量的には2Lのペットボトルを2本入れて少し余裕がある。アウトドアチェアやコッヘル、バーナー等を入れて、オシャンティーなチェアリングが出来そう (´-ω- )

 

ポジションの改善

見た目的にも大きく変わっているハンドル周り。ブルホーンからドロップハンドルに変えたのは、ある程度スピードが乗った下り坂を下ハン握って走ると、どのぐらい安定するのか試したかっただけ。あとはハンドルポスト上にハンドルバーがあると、立ち漕ぎする時に膝が当たるので少しオフセット。

ドロップハンドル用のブレーキレバーだけど、Vブレーキを引ける特殊なレバー。ブレーキレバーにはSTIのようなシフト機能が付いていないので、拡張したDHバーにいつものサムシフターを設置。3速しかないK3なら、この設置位置でもレバー操作がしやすい。

 

折り畳み時の安定性

ブルホーンに比べてリーチが短くなっているので安定性は下がっているが、DHバー固定部分の大型化で設置面積が増えているので、安定性は変わらない…ハズ。

DHバーの間にタイヤを差し込むと車体の位置が固定される。従来はホイールとハンドルバーをマジックテープで固定していたので、位置がずれ易く作業性も悪かった。

もう一つの安定化の肝がシートポストに付けたRAMマウント。先端についているのがφ28.6㎜のシートポストを短くしたもので、ハンドルポストのクイックリリース部分に接続する。

こちらもマジックテープ固定からの変更なので、作業性と固定力は増している。

 

折り畳みサイズと重量

折り畳みの様子は動画にしてあるので、興味があれば見ていって下さい。

寸法的にはVer4より大きくなって、幅はリアバスケットが少し飛び出て2㎝増加の44㎝。

高さは車体の固定角度とサドルのポジションを微調整した結果2㎝増加の75㎝。奥行きはドロップハンドルのエンド部分がはみ出て2㎝増加の30㎝になりました。

Ver4のペダル込み重量が10.93kgだったのが、Ver4.1では12.71kg。

うん、クソ重い。さすがに12kg越えはダメだわ… (-ω-|||)

終わりに

微妙に折り畳みサイズが大きくなったものの、サイズが原因で輪行しにくくなった感じは無い。かなり重くなっているが、ある程度は背中全面に重さを分散出来る背負うような運び方なので、ギリギリ我慢できる感じだった。

奥行サイズが大きくなった原因のドロップハンドルのバーエンドは、担ぐ時に握るとふら付きが無くなって歩きやすかったのは、思いがけないメリットだった。

さらに、バスや飛行機で輪行する時に必要な平面置きで有効で、リアディレイラーを地面側に平面置きしても当たる心配がなかった。

ただ、重量が12.7kgと20インチ折り畳み並みの重量になったので、さすがに過剰な物を外して軽量化を計画します。 (-ω-|||)