輪行ダム巡り(石田川ダム)

輪行

輪行キャンプの準備を進めていたものの、装備重量が重すぎるので荷物の見直しで、炊事道具やバッグ類、小物を減らして約25kgから約13kgまで削減。

キャンプ装備改め、野宿装備で実際にダムに向かえるかの実験で滋賀県の石田川(いしだがわ)ダムに行ってみる事に。

 

スポンサーリンク

装備配置

前回の装備からの変更点はサドルバッグ1つ減らしつつ荷物を選別。サドルバッグからあふれた荷物は10Lドライバッグをハンドルポストに2つ配置して、リア荷重だったものをフロント側にも分散。デジタルガシェット類を入れていたパックバックをフロントに配置したスリングバッグに変更して、走行時に身体はフリーな状態。

フロント加重気味だが、前回のほぼリア加重と比べれば前後のバランスは良くなっている。

輪行時はトードバッグにドライバッグ×2とサドルバッグ、ヘルメットなどを入れて手持ち。デジタルガシェット類の入ったスリングバッグは身体前面に抱えて、K3の入った輪行バッグは丈夫なバッグに替えて、無理やり背負って運搬。

K3を含めて前回は約35kgで今回は約23kg。個人的な行動可能総重量は25kg辺りっぽい。

 

林道を上れるのか?

石田川ダムは琵琶湖の北西方向にあり、最寄り駅はJR湖西線の近江今津駅。

最短ルートは国道303号線から石田川の下流からダムに向かうルートで約15kmだが、7月上旬にダム手前1kmで土砂崩れがあり通行止めとの情報。

迂回ルートは箱館山スキー場の横にある林道から山越えルートで約19km獲得標高は500mぐらい。最短ルートだと獲得標高は220mぐらいなので、約2倍上る羽目に。

上りですか?嫌いですよ。(´-ω-`)

勾配5~8%ぐらい坂で所々で法面からの小石が散らばっているが、全般にアスファルト舗装の林道。普段なら何とか上っているぐらいだが、約13kgの荷物を積んでいる状態では早々に自走を断念。

坂の大半を押して少し上っては休憩を繰り返し、移動ペースはほぼ徒歩。

中間点の開けた場所で琵琶湖を眺めながら思う事は、貧脚がダム巡りとキャンプを合わせたらダメだわ・・・

ココロと一緒にGoProのマウントも折れた。(-ω-|||)

 

下りは大丈夫!・・・のハズ

予定時間をオーバーして17時までにダム管理所へ到着出来るか気になってきたが、頂上に近い箱館山スキー場のリフト横を通り過ぎる辺りでやっと下りになる。

道に転がる小石がこぶし代のモノが増え、所々で湧水が路面に流れ込んでいるがK3でも走れるレベル。

下りですか?サイコーです!ヽ(`Д´)ノ

そのまま直進すれば山を越えて福井県に入る所を、わき道にそれて石田川ダムへ。時刻は16時を過ぎたあたりで残り5km。

残りも緩やかに下りだから、17時には余裕で間に合いそう。(*゚ω゚)=3

間に合うよね?・・・(^ω^;)

間に合うのか!?Σ(゚Д゚;)

ダムに近づくにつれて、路面の小石や湧水の貯まり具合が多くなり、足回りはドロドロ。避けきれなかった小石をタイヤで弾くたびに、((((;゚д゚))))アワワワワ

 

石田川ダム

おっかなびっくり林道を走っていたものの、ダム管理所には16時30分頃に到着で見学前にダムカードGet!

滋賀県が管轄するダムのパンフレットと、専用クリアホルダーも入手。(*゚ω゚)=3

別の5か所のダムカードも合わせて保管できる仕様。行かねば!(*゚ω゚)=3

ダムカードを手に入れたら、ゆっくりダムの見学。

石田川ダムのチャームポイント(?)の三角屋根は非常用洪水吐の機械室。

非常用専用なので水の流れが無く、下の方では草生えまくり。

ダム湖と言うより、ただの川。この辺りはそんなに雨が降らなかったのだろうか?

来る時にダムを見た印象は、ダム下流側?実は通行止めの道を無理やり通ってきたのか!?と勘違いした。

下流側の道は告知通り通行止め。行ける所まで下ってダム正面を眺める気力なし。(´-ω-`)

 

 

ダウンヒル

石田川ダムを17時20分頃から移動。行きと比べ、帰り道の上る距離は短いし勾配も緩い。

上り終えたのは18時30分を過ぎたあたりだが日の入が19時頃なので、明るいうちに街灯など存在しない林道を抜け切る事が出来そう。

そんな事を思いながら林道をノリノリで下っていると・・・

キュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュル

へ? Σ(゚Д゚;)

左カーブを曲がっている最中にフロントタイヤが鳴き出し、バランスを崩してK3は転倒。

股下と同じ様な高さのトップチューブを持つ自転車なら一緒に転倒していただろうが、余裕で跨ぐ事の出来る低いフレームのお陰で一緒に倒れる前にK3から飛び降り、ヘッドダイブ寸前の体勢で踏みとどまる。(´д`;;

自転車に乗っている最中にパンクするのは実は初めて。ホイールやタイヤには大きな外傷は無く、チューブの交換で済みそうなのは不幸中の幸い。

普段は予備チューブを持ち歩かないが今回は長期輪行の想定なので、パンク修理道具一式やヘッドライトもあるので何とかなりそう。

街から離れているダムを巡る時は持ってないとダメだなぁ・・・(´-ω-`)

タイヤの取り外しに手間取り、チューブを取り出すのに20分。避けきれなかった石を踏んだ事が原因のリム打ちかと思ったら、バルブの根元が裂けている状態なので素直にチューブ交換。

道具を片付けてK3に荷物を取り付ける頃には、すっかり日が落ちて月明りが眩しい・・・(-ω-` ) 

気を取り直して林道を下るが、空が開けている所は月明りで多少明るいものの、木が茂るところは本当に真っ暗。下り坂のお陰でハブダイナモライトが全力点灯出来て助かった。(´Д` )

タイヤの小さいK3だと、路面状況を見落としやすい日没後の走行はしたくないと思ったが、走ってみると案外悪くないかもしれない。

 

状況確認

輪行後、泥まみれのK3を洗車しながら転倒のダメージチェック。

その1、フロント側のビッグアップル側面に付いている反射材が一部浮いている状態だが、走行に問題ないのでこのまま。

その2、べダルが一部曲がっているが、支障が無いのでしばらく様子見。

その3、GoProMaxのボディに傷が付く。

レンズに傷が入ったら悶絶しそうだが、ボディの傷だけならセ、セーフだし!(´;ω;`)

 

パンクの事を調べてみると、空気圧が低い状態だとタイヤとホイールの密着力が低くなり、タイヤ+チューブとホイールがズレてバルブの部分に負荷が加わって、チューブにダメージ=パンクという理屈のようだ。

今回は空気圧以外にも、フロント加重の荷物や長い下り坂のブレーキングなど、悪い条件も揃っているので仕方がない。何にしても怪我をしなくて良かった。(´・ω・`)

 

とりあえず、ヨシ!(ヨクナイ)