DAHON K3 チェーンライン測定
ウチのDAHON K3は乗り手の貧脚が元で、カートリッジ式の標準クランクからホローテックⅡのALFINEクランクに交換している。
問題なく変速は出来ているが、リアディレイライーの調整をする時にチェーンラインの事が目に付いて以来、”このままで良いのだろうか?”と気にはなっていた。
クランクを交換した時は、チェーンライン?何ですかソレ?な状態の素人作業で交換したので、元のチェーンラインの状態が分かっていない。
という訳で、分解状態ついでにクランクを標準品に戻してチェーンラインを測定してみる事に。
チェーンラインについては、工具で有名なホーザン株式会社さんの”メカニックアカデミー チェーンラインのチェック”を参考にしています。
細かい事は丸投げで・・・(´-ω-`)
クランク周り
まずはクランクの単体のおさらいから。
DAHON K3標準はスクエアテーパーのカートリッジBB。チェーンリングは53T。
BBシェルが68mm用で軸長107mmの物。
対して、普段使用しているALFINEクランクはホローテックⅡBBでチェーンリングは45T。
使用しているBBはALFINEクランク標準添付のBB-RS500の68mm用。
チェーンライン比較
とりあえず、組み立てた状態でチェーンリングの位置関係を調べる。
基準とするのは車体の仮想中心線上にあるシートチューブ部分で直径が41mm。なので仮想中心線からチェーンリング側の寸法は半分の20.5mm。
画像では物差しだがノギスで測定して、シートチューブの側面からチェーンリングの中心までが19.5mm。
つまつ、20.5mm+19.5mm=40.0mm。これがDAHON K3の標準チェーンライン。
ALFINEクランクのシートチューブ側面からチェーンリング中心までは22.7mm。
なので、20.5mm+22.5mm=42.7mm。これが現状のチェーンライン。
シマノさんのHPでALFINEクランク(FC-S501)を調べたら、チェーンラインはシングルだと42.7mmとの記載もあったので間違いない。
標準:40.0mm、現状:42.7mmとなり、チェーンラインが外側に2.7mmズレている事になる。
では、2.7mmズレている事で何か問題が有ったかというと、交換後500kmほど走っているが特に問題なし。
ただ、クランク交換でチェーンラインが変わったのと同時に、シフターをサムシフターに交換。
チェーンが泣くならサムシフターでリアディレイラー位置を微調整しているので、インデックスタイプの標準シフターで問題ないのか?と言われると、何とも言えねぇっス(´・ω・`)
DAHON K3のカスタムまとめは、こちら。