DAHON K3 ハンドルバー交換

自転車

折りたたみ自転車としては小さいけれど、電車に持ち込む手荷物としては大きく感じるDAHON K3

そう感じて折り畳みの密度を上げる為、折りたたみ時の高さを下げる”コンパクトカスタム”なるモノをやっている訳だが、Ver1では折り畳みに手間がかかる、Ver2では標準のK3より厚みが出るなど、”彼方立てれば此方が立たぬ”状態に。(´・ω・`)

その原因は分かっていて、”ブルホーンバーを使用する事が前提”という縛りを作っていたから。

ならば、ブルホーンバーを辞めてみたら?

そんな思い付きでコンパクト化を維持出来るハンドルバーに交換するのが今回の話。

 

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謎のハンドルバー外観寸法

Dahon K3

コンパクト化でネックとなるのはシートポストハンドルバー

シートポストは引っこ抜くことで対応できるが、ハンドルバーを干渉しないように短くするなら幅30cmぐらいになるので現実的ではない。

当初は変わり種のDAHON NuWave16からハンドルポストを移植しようかと思ったら、NuWave16自体が販売中止になる始末。(´-ω-`)

そこで手に入れたのがメーカー不明の折りたたみハンドルバー

前から存在は知っていたものの胡散臭いので敬遠していたが、海外直送では無くAmazon配送で翌日に届く事もあり、ちょっと高めだが代わりが無いので入手。(´・ω・`)

もうね、何と言うか、パッケージと内容物が異なる中華クオリティー。(´・ω・`)

内容物に取説は無く、添付品は25.4mmから31.8mmに変換するアダプターのみ。触ってみた時の質感は予想外に良く、加工精度も出ている感じ。

重量は504gで確実に重い。ちなみにK3標準のハンドルバーは136g(-ω-|||)

ハンドルバーの長さは570mmでK3より長い。バックスイープが無い一直線なので、長時間乗っていると腕が疲れそう。(´・ω・`)

ただ、バックスイープが無い一直線なお陰で、バーの折り畳み方向とブレーキレバーなどの向きに自由度が高いところは、折りたたみ自転車向き。・・・かも?(´-ω-`)

クランプ径は25.4mmで幅は45mm、K3のクランプ部分の幅は40mmなので、左右に2.5mm程度の隙間が出来る。DAHONで使用している左右ズレ防止のゴムはサイズ的に付けられないので、走行前に微調整が必要。

グリップ径は22.2mmで片側の幅は185mm

但し、内側17mmぐらいは折りたたみ時に金具が移動するので、使用可能なグリップ部分は片側167mmになる。

折りたたみ方は一番太い部分を外側に引くと嵌合している部分外れるので、そのまま折りたたむ。

構造は極めてシンプル。ロック機構は無いがヒンジ部分のガタつきは無く、むしろちょっと固め。

 

仮付け

ハンドルバーを折り畳むとハンドルポストと平行にする事が出来る。ここにブレーキレバーやシフターなどを折りたたみ方を意識して取り付けていく。

フラットバーは腕周りのポジションがしっくりこない事もブルホーンバーに拘った理由。

自転車 バーエンドバー 補助ハンドルバー 自転車用グリップ ハンドルバーエンド サイクリング 1ペア
Runcircle

腕周りのポジション対策には、トグス(っぽいモノ)とバーエンドバー付きのERGONグリップを使用して様子見。

とりあえず、全て取り付けた状態。

ハンドルバーを折り畳んでみるとブレーキレバーが出っ張った状態。

ハンドルポストに近い中央部分はフレームに干渉しやすいので、ブレーキレバーとシフターを厚みの出ない位置に調整。

グリップやバーエンドなどは、ハンドルポストに取付けた状態で位置調整。

まずは自分に合うブレーキレバーの位置までハンドルバーを回転させて・・・

ERGONグリップ、バーエンドバー、トグス(っぽいモノ)の暫定ポジションに合わせる。

ハンドルバーを折り畳んでみればこんな感じ。コンパクトに収まる。

 

干渉確認

ここから本題で、折りたたみ状態の確認。

ハンドルバーを最小サイズに折りたたんだ状態でハンドルポストを畳むと、左ハンドルバーとフロントフォークが干渉。

K3のハンドルポストは折りたたんだ状態でフロントフォークとほぼ平行になるので、ハンドルポストがだいぶ浮いているのが分かる。

左ハンドルバーを最小状態から少し開いて、フロントフォークを避ける位置にしてみると・・・

ハンドルポストが正規の状態まで折り畳めた。

そこからフレームを折り畳んでみると、右ハンドルバーのシフターがチェーンステーに接触。

右ハンドルバーも少し開き気味して、接触を回避。

左右ハンドルバーを開いてフレームとの干渉をかわし、フレームの折りたたみ成功。

ダブルレッグスタンドを畳んで最終折り畳み状態。この状態でスタンドとシフターが軽く接触しているが妥協できる範囲。

 

とりあえずは折りたたみに支障が無い範囲で最小サイズをクリア。ケーブルの引き回しは余長を取れば何とかできそうなので、作業は後回し。

ハンドルバーの長さがギリギリ600mm未満なので普通自転車の範囲に収まっているが、幅が広すぎなので走行試験後にトグス(っぽいモノ)の使用有無やグリップ幅を検討してハンドルバーを切り詰める予定。

まぁしかし、腕が痛くなりそうなハンドルバーだなぁ。(´-ω-`)