DAHON K3 8段変速化【準備編】
さて、DAHON K3の8段変速化の前にリアホイールの4速化の準備です。
今回使うホイールはCOSPAIIというブランドのコレ。
ハブが赤い事とリアホイールなのにラジアル組のスポーク、コレがどうしても気に入らなくて購入を見送っていた。ただ、そろそろ手に入らなくなりそうな雰囲気を感じていたところに、リアホイールのみが安くで売られていたので購入したのが、今回のカスタムのきっかけだったりします。
ホイール詳細
本体手に持った第一印象はK3の標準ホイールより重たい感じ。付属品は本体に取付けられていたリムテープとホイールと固定ネジのみ。
問題は見ての通り、リアホイールなのに完全なラジアル組。自転車を弄りだして日の浅い人だけど、すぐにスポーク折れるんじゃないの? 固定概念に縛られた素人には理解できない未知のテクノロジーで作られているのかな?
なんにしても、メーカー保証もクソもないヤフオク品なので、使う前にスポークは張り替えます。 (´-ω-`)
長さは短いけど、ロードバイクと同じようなフリーボディ。K3の標準ハブと違って汎用性があるのはうれしい所。汎用性の代わりに9Tスプロケットを諦める事になるので、K3の最高速度を求めるならば不向き。
反フリー側はK3のリアハブと比べてもかなり外側まで出ていて、反フリー側のスポークが御猪口のような形になっている。
バルブ穴は米式サイズ。米式チューブを好んで使っているので特に問題なし。
外側から繋ぎ目を見ると、うっすらと赤いハブが見えるので貫通してますな… (´・ω・`)
繋ぎの心材がズレなければ強度的には問題ないはずだけど、あまり良い気分ではない。 (´-ω- )
リムの外幅は20.15㎜
リムの内幅は14.4㎜でちょっと狭い???
スプロケット無しの重量は535gで、スプロケット付きのK3リアホイール(525g)より重い。
手に取った印象として、標準ホイールより耐久性が高い感じで好印象。ただ、リムの繋ぎ目処理の甘さや、ビッグアップルを使う前提のK3でリム内幅がK3標準リムの15㎜より狭いなど、ちょっとリム周りの精度が悪いのが残念。極め付けは、リアホイールのラジアル組、コレだけはどうしても納得できない。( -ω-)=3
まぁ、目的の9割はリアハブだから個人的には問題ないけど、このホイールを買ってそのまま使う事はお勧めしません。
手間が掛かるのでコスパ良くない (´・ω・`)
フリーボディ分解・グリスアップ
フリーホイールに何かと負荷の掛かりやすい14インチホイールなので、フリーボディの構造確認はかなり興味を惹かれる所です。 (*-ω-)=3
オーバーロックナットはねじ込み式のK3と違い、引っ張ると抜けるタイプ。内側にOリングが入っていて、防水防塵とズレ防止をしているのかな?
反フリー側も同じく引っ張ると抜けるタイプで、内部のシールドベアリングが見える。
フリーを引っこ抜くとおまけ程度のグリスしか付いていないので、使用前にグリスアップが必要。
フリーボディは鉄製でずっしりとして丈夫な感じ。K3標準のフリーボディはたぶんアルミ製で、貧脚が使っても角が削れるので、このフリーボディの耐久性は期待できそう。
一番気になるラチェット爪部分。K3のようなスプリングで爪を押し上げるタイプではなく、スプリング兼スナップリングを2本使っている。爪の動きはすごく軽いが、押し上げる力が弱く感じるので、粘度の上がった古いグリスまま使っていると、爪が固着してしまいそう。
グリスアップのついでに、ラチェット部分を分解。完全に理解した。(*-ω-)
その他使用部品
標準的なK3は9s用のスプロケットやチェーンなどを使用しているが、ドライブ回りを11s用に全て入れ替えが必要。
スプロケットはトップから11T-13T-15T-18Tにする予定。試走次第で18Tを17Tや19Tに変更するかもしれない。
スピードドライブのPCD110㎜、5アーム合わせたチェーンリング。11s用で条件に合うものにシマノ製があったので、コンパクトカスタムへの影響を最小限に抑えた36Tをとりあえず購入。
ウチのK3はリム割れはしていないものの、摩耗インジケーターの黒いラインはだいぶ消えている状態で補修用リムを探していた。中華発送しか見つからない中でやっと、Amazon配送のリムをやっと見つけて1本購入。現物を見て買いと判断して4本追加のリムガチャ状態。(^ω^;)
繋ぎ目の加工精度を目視して、リア用2本、フロント用1本、その他2本に選別。COSPAIIのリムはその他用相当なので、今回は追加購入した精度高め(?)のリムを使用する。
ラベル上はliteproの1.50/1.75インチ対応らしい。ただ、リム幅を測ってみると外幅が21㎜で内幅は16.5㎜とK3標準リム(外幅20㎜、内幅15㎜)よりちょっと大きい程度。1.50/1.75インチ対応というなら内幅19㎜は欲しいんだけどなぁ。 (´・ω・`)
次回に続きます。
かなり久々のブログ更新な挙句に、カスタムと同時進行でブログ更新を進めているので、書いている段階ではちゃんと出来上がるのか不明だったりします。
K3のリアホイールを手組出来たから、今回も出来るやろ! (*゚ω゚)=3
そんな事を思っていたけど、リアハブの形状をじっくり観察していくと…
そのままタンジェント組にして良いのか???(-ω-` )
…ブログを書いている場合ではなさそうなので、次回に続きます。