ゼロから始める手組ホイール(1)

2022年6月2日雑記

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はじめに

偉大な先人たちの知識をお借りして手組ホイールを組んてみるわけですが、作業している当人はただの素人。ブログ内の情報を元に試してみたら、事故した云々の責任は負いかねます。自分で問題ないと判断して行動に移したのなら、それは自己責任。

・・・一応、前口上を書いたものの、ここ内容を元にして手組ホイールを組む人はいない、どころか内容薄くてムリ orz まぁ、この程度しか理解していなくても何とかなる例として、ハブダイナモやALFINEを使う人が増えたら嬉しいですw

 

使用パーツを選定する

今回Horizeのカスタムで使用するリムハブスポークリップルは以下の通り。

リム (ALEXRIMS DA22)

今回のカスタムでは最高速度を上げたい為、Horize標準のETORO406から直径が45mm大きい、ETORO451ALEXRIMS DA22をチョイス。

Horizeで使用しているようなディープリムっぽい方が好きなのだが、入手のしやすさとお財布にやさしい所がいい。ホール数はALFINEのホール数に合わせて32H

 

フロントハブ (Shutter Precision SL-9)

台湾製のハブダイナモで小型車対応の軽量設計。Horizeのフロントに合うようにO.L.D:100mm、センターロックディスクブレーキ対応のもの。ホール数はリムに合わせて32H。

 

リアハブ (SHIMANO ALFINE SG-S7051-11)

HorizeのリアO.L.Dが135mmだったから使用可能な内装ギヤ。センターロックディスクブレーキ対応のもので、ホール数はスポークの数を少なくしたいので最小の32Hをチョイス。

 

スポーク (DT SWISS CHAMPION 2.0mm/Black)

Horize標準と同じように黒のスポーク。エアロタイプや軽量タイプもあるみたいだけど、金額と入手のしやすさで標準的なこのグレードをチョイス。

 

ニップル (DT SWISS 真鍮ニップル 2.0×12mm/Black)

スポークにアルミニップル(シルバー)が標準添付されているが、素人にはアルミニップルは不向きなようなので、真鍮ニップルを別途購入。よくショップカスタムでネジの色を変えるように、ニップルの色も変えたりしているが、目立たないようにスポークに合わせた黒をチョイス。

 

スポークの長さを計算する

スポークの組み方はいろいろ種類があるみたいで、Horize標準のフロントはハブからリムまで最短で繋ぐラジアル組。リアのフリー(スプロケット)側はスポークが交差するタンジェント組で、反対側はフロントと同じラジアル組。

HOIRZE(2018)

軸に力が掛からない所はラジアル組で、そうするとスポークが短くなる分の重量が軽くなる。逆に力の掛かる部分はハブとリムが回転しないように、スポークを交差させたタンジェント組と使い分けられている。

タンジェント組は4種類あって、JIS組、イタリアン組、逆JIS組、逆イタリアン組。ハブの左右から出るスポークの組み方でこの4種類に分けられるが、Horize標準のリアホイールはタンジェント組+ラジアル組なので特殊な組み方っぽい。

本来だったら、どの組み方にしたらええんや(((( ;゚Д゚))) となるとこだが、ディスクブレーキの場合はフロント:逆イタリアン組、リア:JIS組というのをSHIMANOさんが推奨しているので、その組み方で!

あとスポークの交差させる回数は32ホールだと6本組(3交差)の情報が多いので、その方法で!

リムとハブのいくつかの寸法とスポークの組み方が決まれば、必要なスポーク長を三角関数で計算出来るらしいが、そんな事やっていたら一生完成しない( 。-ω-)

なのでスポーク長計算CGI参号機 – 組 ま な い か –の知恵をお借りして、サクッと算出w

フロント用:206mm、リア用:201mm ・・・とりあえず、試してみるかw