DAHON K3 リアホイール分解
組み直す方向で
折れたスポーク1本だけを交換して、振れ取りをすれば短時間で直せる。ただ、スポークの組み方がなんか気に入らない。
ただの素人なんだけどね (-ω-` )
クロスしている部分のスポークの曲がりが気になっていて、本当にスポークテンションが均等なのかなぁ・・・スポークテンションメーターが使えれば簡単なんだけど、出来ない現状でタラレバを言っても仕方がない。
どの道、修理も含めて自転車を弄ることを趣味と思っているので、本来バラす必要のない所をバラせる大義名分が出来たのなら、そりゃぁバラすでしょ!?(*゚ω゚)=3
スポーク分解!
忘れる前に重量測定。タイヤとチューブを外した状態で525g。組み方をイタリアン4本組にするつもりなので、スポークが長くなる分の重量が増えて少し重くなるはず。
まずはリムテープを外す。
見たことのないメーカーで幅は18㎜。14インチ用のリムテープって見つからない(見つけられない・・・)ので、場合によってはこのリムテープも流用。
全体のニップル部分を確認していくと、全般的にネジ山の掛かりが浅い気がする。
とりあえずは全てのニップルを回して外すが、1か所だけニップル回しのサイズが違う(-ω-|||)
・・・これ、何の番号だっけ?(-ω-` )
すっかり忘れて調べ直すとスポークの太さの番号とのこと。
- 15番 = 1.8㎜(ロードバイク用)
- 14番 = 2.0㎜(一般的な自転車)
- 13番 = 2.3㎜(荷物を運ぶ自転車)
じゃあ、1本だけスポークが太いのか?ノギスで計ってみると全て2.0㎜幅のスポーク。
いやいや、スポークが2.0㎜幅なら14番で現物のニップルとサイズがあっていない???
チンプンカンプンになりながらさらに調べると、どうやらニップルのネジ穴は2.0㎜用で外観のサイズが海外(DT SWISSほか)仕様の3.2㎜幅。スポーク回しの番号はJIS規格由来なので、海外仕様には適用されない訳ね。
一応、納得するものの、一か所だけ違うってのは如何なものかと (-ω-` )
そんなこんなで、ハブからスポークを外して測定してみると、フリー側は100㎜、反フリー側は101㎜。微妙に長さは違う。(右の1本は折れた物)
スポーク計算用の寸法測定
Horizeの手組ホイールの時にお世話になっている、スポーク長計算CGI参号機 – 組 ま な い か –でスポーク長を計算する為に必要項目を測定していく。
スポークが通る穴のハブスポーク径は2.7mm
あまり気にしていなかったが、片面10本のスポークが出ているので計20ホール。DAHON公式のスペックシートを見るとリアは28ホールの記載があるんだけど・・・軽量化?
有効リム径(ERD)はリム内部のニップルの厚みも含むので、油性マジックでニップルに目印を付けて測定
リムの内径(232㎜)とリム内部の厚み(5㎜×2)を足して、有効リム径(ERD)は242㎜
割と目分量な使い方のノギスで測定しています(^ω^;)計算に使う寸法をまとめると、
- 有効リム径(ERD):242mm
- ハブスポーク径:2.7mm
- フリー側ピッチ(PCD右側):48.5mm
- 反フリー側ピッチ(PCD左側):43mm
- フランジセンター間 右(フリー側):18mm
- フランジセンター間 左(反フリー側):23mm
これにスポーク数:20本、組み方:4本組の条件を加えて計算アッアッー!
フリー側:116mm、反フリー側:117mm。イィと思います(´Д` )